PC-9821シリーズは，日本電気（NEC）が開発・販売していたパーソナルコンピュータPC-9800シリーズの上位互換品です．本機V12は98MATE（メイト）VALUESTARと呼ばれたハイエンド機種のなかでも1996年に発売されたPentiiumCPUを搭載，３モードの3.5インチFDドライブを１基搭載，拡張バスはCバスとPCIバスの両方を備えた機種となります．
　本機は久しぶりにモニタ接続・電源投入し2GBのハードディスク（Ａドライブ）にMS-MOS6.2とWindows95を新規インストールしました．フロッピーディスクドライブ（Bドライブ）の読み書きおよびＣＤドライブの読み込みを確認しました．DOS起動画面，Win95画面およびHDBENCHの画面を11～17枚目にアップしておきます．CPUとクロックはアップグレードされており200MHzで動作しています．
　外装にはヤケや薄汚れ、擦れや小傷がありますが，ひどい傷や凹みはなく，おおむね綺麗です．
　附属品は電源ケーブルのみとなります．
※画像10のバックアップ電池は液漏れありませんが日付・時間は保存されません．要交換です．
※現状では上記のように動作しておりますが，30年前発売ですので，ジャンク扱いでお願いします．ご自分でメンテナンスできる方，修理前提でご検討宜しくお願いします．
※MS-DOSおよびWindow95のシステムインストールメディアは付属しません．

【仕様】
CPU：Pentium 120MHz--->200MHz※本機は200MHzで動作しています（画像16参照）．
チップセット：Intel 430FX(Triton)
メモリ容量：標準16.0MB 最大128.0MB※本機は23MB搭載
メモリスロット：スロット数4 (空き2) 増設単位2※本機は４仕様
ハードディスク：850MB（標準）※本機はQuantum Fireball 2GB IDE
CD-ROM：SONY CDU77E，IDE，4.0倍速
拡張スロット：C-BUS2(2),PCI1(1)
グラフィックコントローラ：32bitウィンドウアクセラレータ
外形寸法：(W)380mm×(D)390mm×(H)150mm
重量：9.0Kg

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